【1月23日 AFP】サッカーイタリア杯(Italian Cup 2019-20)は22日、準々決勝が行われ、ユベントス(Juventus)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の得点などでASローマ(AS Roma)を3-1で下し、4強入りを果たした。

 26分、ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)からパスを受け取ったロナウドは、角度のないところから先制点をマークした。2020年に入ってからは4試合で7得点目となったロナウドだが、イタリア杯ではこれが初ゴールとなった。

 ユベントスのマウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督は、キャリアを通して15のクラブ大会でゴールを挙げているロナウドについて、「称賛の言葉は彼の母に向けられるべきだと思う」とコメントした。

「彼の体のキレは最高の状態。素晴らしい瞬発力を見せており、細部に細心の注意を払う」

「個人レベルでさらに向上するのは難しい。われわれは史上最高の選手について話しており、私は彼の6度目のバロンドール(Ballon d'Or)受賞を手助けしたい」

 ホームのユベントスは38分、ロドリゴ・ベンタンクール(Rodrigo Bentancur)に追加点が生まれ、前半終了間際にはDFレオナルド・ボヌッチ(Leonardo Bonucci)が3点目をマークした。

 しかし50分、ローマのジェンギズ・ウンデル(Cengiz Under)がミドルシュートを放つと、ボールはクロスバーとGKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)に当たってラインを割り、ユベントスは1点を返された。

 その後、アレッサンドロ・フロレンツィ(Alessandro Florenzi)とアレクサンダル・コラロフ(Aleksandar Kolarov)のシュートを防いだ守護神ブッフォンの活躍もあって勝利したユベントスは、準決勝でACミラン(AC Milan)とトリノ(Torino FC)の勝者と対戦することになった。(c)AFP