【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は21日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第4シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は転倒と手首の痛みという逆境の中で、ジェニファー・ブレイディ(Jennifer Brady、米国)を7-6(7-5)、6-1で下した。

 前哨戦で世界ランキング1位のアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)を破っている強打のブレイディと対戦したハレプは、開幕のゲームでいきなりブレークを許す不安な立ち上がりに珍しく動揺したのか、何度か転倒したり、ラケットを放り投げてコーチに不満を言ったりする場面があった。さらに、転倒した際に右の手首を痛めたようで、途中からは患部をテーピングで固めながらの試合となった。

 それでもベースラインからの激しいラリー合戦が続く中で、ハレプは3本のセットポイントをしのいでタイブレークに持ち込むと、苦しかった第1セットを69分の激戦の末に獲得した。

 続く第2セットはブレイディの体力が落ち、ハレプの手首の痛みも和らいだことでかなり楽な展開になり、2018年大会のファイナリストが同年の全仏オープン(French Open 2018)、昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)に続く四大大会(グランドスラム)制覇に向けて初戦を突破した。

 ハレプは手首の状態について「ちょっと痛かったけど、今の時点で大きな問題はない」「あしたの朝、起きてみて状態を確認する」とコメントしている。2回戦では予選勝者のハリエット・ダート(Harriet Dart、英国)と対戦する。

 一方、グランドスラム4強に入ったこともある第12シードのジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)は、膝の痛みに苦しむ中でオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)に4-6、2-6で敗れ、1回戦敗退が決まった。(c)AFP