【1月20日 AFP】19NFLは19日、カンファレンス決勝が行われ、勝利したカンザスシティー・チーフス(Kansas City Chiefs)とサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)が2月の第54回スーパーボウル(Super Bowl LIV)で激突することが決まった。

 チーフスは、ホームにテネシー・タイタンズ(Tennessee Titans)を迎えたアメリカン・カンファレンス(AFC)決勝に35-24で勝利。QBパトリック・マホームズ(Patrick Mahomes)の活躍で10点差を逆転し、50年ぶりのスーパーボウル進出を果たした。

 昨季リーグMVPのマホームズはタッチダウンパス3本を決めると、自らも華麗なステップのランからエンドゾーンに飛び込み、チームもタイタンズのRBデリック・ヘンリー(Derrick Henry)の脅威をうまく抑え込んだ。チーフスがスーパーボウルに進出するのは、ミネソタ・バイキングス(Minnesota Vikings)に勝利し、NFL王者に輝いた1970年以来となる。

 パス23本成功で294ヤードを獲得したマホームズは、「これだけの選手のいるチームの一員になれた僕は幸運だ。みんなのおかげで仕事はとてもやりやすい」とコメントした。

 チーフスは昨年、同じくホームのアローヘッド・スタジアム(Arrowhead Stadium)で行われたカンファレンス決勝で、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)にオーバータイムの末に敗戦を喫した。マホームズは「このアローヘッドで決めることができて、夢のようだ。ファンはこの結果にふさわしい。だけどまだ終わりじゃない」「僕らはスーパーボウルを取りに行く」と話した。

 ナショナル・カンファレンス(NFC)決勝では、フォーティナイナーズが37-20でグリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)を下し、点差が示す以上の完勝を収めた。

 ランを軸としたフォーティナイナーズのオフェンスは、パッカーズの守備の穴を何度も突き、ランで220ヤード獲得と驚異的な数字を残したRBラヒーム・モスタート(Raheem Mostert)が、NFC決勝では新記録となるタッチダウンラン四つを決めた。モスタートがそのうち3本目を決めて27-0とした前半の時点で、試合の実質的な決着はついていた。

 一方、パッカーズのQBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)は、自身2回目のスーパーボウル制覇にはまたしても手が届かず、失意の敗戦となった。リーグ史に残るQBと名高いロジャースは、パス39本中31本成功で326ヤードを獲得したが、2回のインターセプトを許し、3回のサックを喫した。

 ロジャースは試合後、36歳という年齢に達し、再びスーパーボウル獲得に挑戦できる機会が限られていることを考えれば、痛恨の敗戦だと認めた。

「今はまだ、少しこたえる」「若い頃よりも間違いなくつらい。この舞台へたどり着くのがどれだけ難しいかを分かってるからね」 (c)AFP/Rob Woollard