【1月21日 CNS】アモイ航空(厦門航空、Xiamen Airlines)は22日、中国・福建省(Fujian)福州(Fuzhou)―福岡ルートの運航を開始する。これに先立ち、14日には福州―札幌の運航を始めている。

 福建省党書記の于偉国(Yu Weiguo)氏ら福建省代表団が2019年11月に訪日した際、両国の交流促進のため、アモイ航空の福州―札幌間と福州―福岡間の2つのルートを新規開設することが決まった。既に開設している福州―東京、福州―大阪のルートを含め、本州、北海道、九州との間に4路線を開拓し、福建省と日本各地の文化交流やビジネス促進の「空の懸け橋」となる。

 札幌便は冬の北海道をイメージし、機内を雪景色のデザインにした。搭乗した164人の乗客のうち137人は福建省の旅行会社が企画した団体旅行の客で、ほとんどが家族旅行だった。福州市民の林さん一家は「福州から札幌への初フライトに乗ることをずっと楽しみにしていました。レジャーの選択肢が増えますね」とうれしそうに話した。

 アモイ空港は今年の春節(旧正月、Lunar New Year)休みの期間中、利用客が多いルートに330便を追加する。日本への人気観光ルートの他にタイ・バンコク行きなどの国際便や、帰省客が多い貴陽(Guiyang)行きなどのルートを増やす。(c)CNS/JCM/AFPBB News