【1月18日 AFP】イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)は17日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)からアシュリー・ヤング(Ashley Young)を獲得したと発表した。契約期間は半年間で、1年間の延長オプション付きとなっている。

 8年半前から所属していたユナイテッドとの契約が6月に切れる34歳のヤングは、150万ユーロ(約1億8000万円)にボーナスが加わる移籍金でインテル加入を完了した。

 ヤングは移籍に際し、「成功がクラブに戻ってくるというのがファンへのメッセージ」「だからこそ自分はここにやってきた。目標に届くようチームのことを助けたい」「ファンを幸せにしたいし、多くのトロフィーを勝ち取りたい」と語った。

 またユナイテッドに対する別れのメッセージでは「レジェンドとプレーしたり、トロフィーを手にしたり、史上最高の監督の下で働いたり、主将を務めたりするチャンスを与えてくれた」とツイッター(Twitter)に投稿。

 さらにユナイテッドのファンに対しては「浮き沈みの中での応援に感謝する。あなたたちの一員として退団する。近いうちにアウェー席で会おう」とつづった。

 インテルに加入したイングランド人選手は、ジェリー・ヒッチェンス(Gerry Hitchens)氏、ポール・インス(Paul Ince)氏についでヤングが3人目。ヒッチンス氏は1960年代にスクデット(リーグ制覇)を獲得し、インス氏は1995年から97年の2シーズン在籍した。(c)AFP