デザイナーのゴルチエ氏、ファッション業界からの引退表明
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【1月18日 AFP】フランスのファッションデザイナー、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)氏(67)は17日、来週のパリ・オートクチュールコレクションが自身最後のファッションショーになると発表した。
ゴルチエ氏は、米歌手マドンナ(Madonna)さんのコーンブラ(円すい形のとがったブラジャー)をデザインしたことで知られる。22日に最新コレクションを発表した後、自身のキャリア開始から50年の節目を祝う盛大なパーティーを開き、ファッション業界を引退する意向だという。
ゴルチエ氏のブランドはAFPに対し、高級ファッションや香水の事業は継続するものの、今後は同氏が自ら服飾デザインを手掛けることはないと説明。ゴルチエ氏は「オートクチュールは新たなコンセプトで継続するので安心してほしい」と述べている。
広報担当者がAFPに伝えたところによると、ゴルチエ氏はいずれ復帰する予定だが、日本の著名デザイナー、高田賢三(Kenzo Takada)氏が引退後にインテリアデザインへと転向したように、別の分野での復帰になるという。(c)AFP