【1月18日 Xinhua News】中国黒竜江省(Heilongjiang)のハルビン太平国際空港(Harbin Taiping International Airport)はこのほど、同空港の全体計画を明らかにした。将来的に、高速鉄道などの交通施設を導入する予定だという。

 短期計画では、2030年の旅客輸送数延べ6500万人、貨物取扱量80万トン、航空機の離着陸回数延べ48万3000回という予測に基づき、東2滑走路、西1滑走路、T3ターミナルビル、総合交通トランジットセンターを増設し、ライトレール交通施設などを導入する。

 長期計画については、2050年の旅客輸送数延べ1億人、貨物取扱量200万トン、航空機の離着陸回数延べ71万8000回という予測に基づき、西2滑走路、T4ターミナルビル、南ターミナルエリア総合交通トランジットセンターを増設し、高速鉄道や第2ライトレール交通施設などを導入する。

 同計画は、ターミナルエリアに中央集約型の構造を採用し、陸側の総合交通と空側のエプロン(駐機場)を集約することで運用を効率化し、ターミナルビル機能の明確な区分によりプロセスの利便性を実現する。(c)Xinhua News/AFPBB News