【1月17日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するDFアシュリー・ヤング(Ashley Young)が、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)への移籍に合意したと、伊紙ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)が16日に伝えた。

 同紙によれば、34歳のヤングは17日に伊ミラノ(Milan)に到着してメディカルチェックを受け、18か月の契約を結ぶという。ユナイテッドは今回の移籍で、150万ユーロ(約1億8000万円)にボーナスを加えた額を手にするとみられる。

 2011年にアストン・ビラ(Aston Villa)から加入したヤングは、8年半を過ごしたユナイテッドで261試合の公式戦に出場し、19得点をマーク。今季はチームキャプテンを務めているが、リーグ戦では10試合にしか先発していない。

 ユナイテッドで2013年にリーグ優勝を経験したヤングは、2016年にFAカップ(FA Cup 2015-16)を制し、2017年にはフットボールリーグカップ(England Football League Cup 2016-17)とヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)のタイトルを獲得した。

 ヤングが所属しているユナイテッドはプレミアリーグで5位につけ、19日に対戦する首位リバプール(Liverpool FC)には27ポイント離されている。

 インテルは昨夏、ユナイテッドからFWロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)を完全移籍で、FWアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)をローン移籍で獲得していた。

 アントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督が率いるインテルは今季のセリエAで、首位ユベントス(Juventus)と勝ち点2差の2位につけている。(c)AFP