【1月17日 AFP】赤十字国際委員会(ICRC)は16日、ミレニアル世代の半数超が10年以内に世界のどこかで核攻撃が起きると懸念しているとする調査結果を明らかにした。

 この調査は、戦乱のさなかにあるアフガニスタンやシリア、おおむね平和な英国やフランスなど16か国の20~35歳、1万6000人を対象にオンラインパネル調査や対面調査、電話調査などの形式で実施された。

「あなたの考えでは、今後10年以内に世界のどこかで起きる戦争または武力紛争で、核兵器が使用される可能性はどの程度か?」との設問には、約54%が核兵器が使用されない可能性より使用される可能性の方が高いと回答した。

 第3次世界大戦(World War Ⅲ)に関する設問には、約47%が「生きている間に第3次世界大戦が起きない可能性より起きる可能性の方が高いと思う」と回答した。(c)AFP