【1月16日 Xinhua News】米カリフォルニア州から到着した米国産の冷凍鶏足が14日、上海税関の検査を経て、速やかに旧暦の新年を迎える上海華東食品卸売市場に投入された。5年にわたった禁輸措置を経て、米国産家禽(かきん)肉が中国市場に戻ってきた。

 5年ぶりの輸入再開で最初の輸入を担った上海大宛公司は今回、コンテナ5個分、計120トンの米国産鶏足を輸入。昨年12月22日に船便でカリフォルニアを出たコンテナは、20日後に上海洋山港に到着すると、わずか2日で通関手続きを終えた。

 上海税関によると、中国は2015年1月9日、米国国内の鳥インフルエンザの流行を理由に米国産家禽肉の輸入を全面禁止した。昨年11月14日に中国税関総署と農業農村部はリスク評価に基づき輸入制限を解除。中国の法律・法規の要求を満たす米国産家禽肉の輸入を許可した。(c)Xinhua News/AFPBB News