【1月17日 Xinhua News】中国江西省(Jiangxi)はこのほど、水運と海運の連絡輸送による日本への航路開通を図るプロジェクトについて、南昌市(Nanchang)で特別業務指導グループ会議を開き、同省と日本を結ぶ直行貨物船の往復運航を早急に始めるため、プロジェクトの推進が加速していると明らかにした。

 連絡輸送航路を開通すると、同省産業の構造転換や高度化のほか、科学技術革新、住民生活などの分野に関係する日本製品の輸入が拡大することになる。

 同省商務庁空港口岸(通関地)管理処の趙群(Zhao Qun)処長は、同プロジェクトは、同省が高水準の対外開放プラットフォームを構築するための重要な施策で、地域の開放型経済の発展促進に寄与すると語った。

 省内で唯一長江(揚子江、Yangtze River)の河川港がある九江市には、152キロに及ぶ長江の片側河岸線がある。省は水上輸送の水準を全面的に高めており、同市で地域の水上輸送センターの建設を推進している。(c)Xinhua News/AFPBB News