【1月15日 AFP】イングランドFAカップ(FA Cup 2019-20)は14日、3回戦の再試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はジオヴァニ・ロ・チェルソ(Giovani Lo Celso)とエリク・ラメラ(Erik Lamela)の得点で、チャンピオンシップリーグ(2部)のミドルスブラ(Middlesbrough FC)に2-1で勝利した。 

 ホームにミドルスブラを迎えたトッテナムは2分、スペイン1部リーグのレアル・ベティス(Real Betis)からローン移籍中のロ・チェルソが、昨年11月に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)のレッドスター・ベオグラード(Red Star Belgrade)戦以来となる今季2点目をマークし、先制に成功。

 その後、相手DFを突破したラメラがゴールを奪い、15分でリードを2点に広げたトッテナムは、83分にジョージ・サビル(George Saville)にゴールを許すなど最後はひやりとする場面もあったがなんとか逃げ切り、4回戦では敵地でサウサンプトン(Southampton FC)と対戦することになった。

 トッテナムのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、「スコアを3-0にできずに2-1となったら難しい状況に陥るだろうと、ハーフタイムの時点で選手たちに話していたが、実際にそうなった」とコメントした。

「選手たちは全力を尽くそうとしている。いまFAカップの優先順位が高いかと聞かれれば、そうではない。現時点で最も重要なのは、難しいアウェーゲームになるプレミアリーグのワトフォード(Watford FC)戦だ」

 また他の試合では、ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)がホームでフットボールリーグ1(3部)のロッチデール(Rochdale AFC)に4-1で勝利。FWジョエリントン(Joelinton Cassio Apolinario de Lira)に昨年8月以来のゴールが生まれたニューカッスルは、4回戦で再びリーグ1のオックスフォード・ユナイテッド(Oxford United)を本拠地に迎える。

 13年連続で4回戦より先に進めていないなど、FAカップで結果を残せていないニューカッスルは1955年から優勝できておらず、最後に決勝に進んだのは1999年にまでさかのぼる。(c)AFP/Steven GRIFFITHS