【1月14日 AFP】フィリピンで12日、首都マニラ南方にあるタール(Taal)火山から巨大な噴煙が立ち上った。当局は同火山が「爆発的噴火」を起こす危険が迫っていると警告を発し、マニラの国際空港では航空機が当面の間、運航停止を余儀なくされている。

 風光明媚(めいび)な湖の中心部にある人気の観光地のタール火山では火山灰が降り地震が発生、山頂の上空では落雷もあった。こうした中、付近に住む住民2000人余りは避難した。

 避難するかの決断に迷う地元住民も出る中、フィリピンの地震当局は「危険な爆発的噴火が数時間から数日以内に起きる恐れがある」と警告を発した。

 噴煙は高さ1万5000メートルに達したため、航空当局は、マニラにあるニノイ・アキノ空港(Ninoy Aquino International Airport)を発着する航空機の運航停止を命じた。当局は当初、運航停止は数時間としていたが、その後「当面の間」運航を見合わせると発表した。

 映像は噴煙が立ち上るタール火山と、マニラ近郊のタナウアン(Tanauan)に降り積もった火山灰、13日撮影。(c)AFP