【1月14日 Xinhua News】中国の春節(旧正月)に伴う帰省ラッシュが初日を迎えた10日、安徽省(Anhui)の合肥(Hefei)新橋(Qinqiao)国際空港高速道路で、同省初となる高速道路での第5世代移動通信システム「5G」の運用が始まった。

 同高速道路の全長は約20キロ。交通量が多く、走行速度も速いことから、5Gの典型的な応用シーンとされる。省内で交通量の多い高速道路の一つが5Gネットワークでフルカバーされたことは重要な意義を持ち、5G商用ネットワークの質の高い構築に向けた基礎固めとなった。

 5Gネットワーク技術の向上は、さまざまな業種のイノベーション応用を後押しする。5G高速道路では今後、自動運転やスマートサービスエリア、悪天候下での安全運転支援、雨雪の自動除氷などの実現が見込まれる。(c)Xinhua News/AFPBB News