【1月11日 AFP】台湾で11日、総統選と立法院選の投開票が行われ、再選を目指した与党・民主進歩党(DPP)の蔡英文(Tsai Ing-wen)総統が勝利を宣言した。台湾の有権者らは、中国政府による台湾の孤立化作戦を厳しく指弾するとともに、女性としては初の2期目となる総統の地位を蔡氏に委ねた。

 蔡総統は報道陣に対して自身の勝利を宣言し、「台湾は世界に対して、われわれがいかに自由で民主主義的な生き方を大事にしているか、われわれの国をいかに大事にしているかを示した」と述べた。

 対立候補である最大野党・国民党(KMT)の韓国瑜(Han Kuo-yu)氏は敗北を認め、台湾南部・高雄(Kaohsiung)で支持者らを前に「蔡総統に祝意を伝えた」と話した。(c)AFP