【1月11日 AFP】(更新)イラン革命防衛隊(IRGC)の航空宇宙部隊司令官は11日、ウクライナの旅客機が撃墜され乗客乗員176人全員が死亡したことについて、全ての責任を認めると述べた。

 同部隊のアミールアリ・ハジザデ(Amirali Hajizadeh)司令官は国営テレビが放映した映像で、「全ての責任を負い、下されるどんな決定にも従う」とし、「そのような事故を目にするよりも死ぬ方がましだ」と述べた。

 また旅客機に向けて発射されたミサイルは、機体が墜落する前にその隣で爆発したと明かし、「飛行機のそばで爆発したのは短距離ミサイルだった。機体がしばらく飛行を続けられたのはそのためだ」「飛行機は地上に墜落して爆発した」と話した。

 さらにミサイルの操作担当者が、同機を「巡航ミサイル」と誤認して撃墜したのは単独行動だったと指摘。発射するか否かを決断するまでに10秒しかなかったとも説明している。(c)AFP