【1月11日 AFP】ヘンリー英王子(Prince Harry)がカナダの次期総督に就任することをカナダ国民の半数以上が支持していることが世論調査で分かった。カナダの日刊紙ナショナル・ポスト(National Post)が10日、報じた。同日には、ヘンリー王子の妻のメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)がカナダに戻っていたことが判明している。

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 世論調査は6日、1515人を対象に実施。回答者の61%が、現総督の任期切れ後にヘンリー王子が次期総督に就任することを支持すると回答した。ただ、ヘンリー王子がカナダ総督のポストに関心を示したことは一度もない。

 総督は英国の旧植民地である英連邦(Commonwealth)加盟国で、エリザベス英女王(Queen Elizabeth II)の代理を務める。任期は通常5年で、現任のジュリー・ペイエット(Julie Payette)総督は2017年に就任。1950年代以前は英国人が務めていたが、それ以降はカナダ人が務めてきた。(c)AFP