【1月10日 AFP】タイ中部ロッブリー(Lopburi)県で9日夜、覆面の強盗が宝飾店を襲撃して拳銃を無差別発砲し、店員と警備員、2歳男児の3人が死亡、4人が重傷を負った。地元警察が10日、AFPに明らかにした。

 犯人の男は、拳銃を無差別に発砲した後、50万バーツ(約180万円)相当の宝飾品を奪って逃走した。

 防犯カメラには、店に押し入ってきた男が発砲しながらショーケースを飛び越える様子や、床に倒れた被害者が苦しむ様子など、衝撃的な映像が映っていた。

 警察によると、襲撃開始から犯人がバイクで逃走するまでに要した時間はわずか1分だったという。当局は、10万バーツ(約36万円)の懸賞金をかけて犯人逮捕につながる情報の提供を呼び掛けている。(c)AFP