【1月10日 AFP】イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は9日、左ハムストリングを負傷しているFWハリー・ケイン(Harry Kane)が断裂した腱(けん)の修復手術を行うため、4月まで離脱することになったと発表した。

 イングランド代表のキャプテンを務めるケインは、元日に行われた敵地でのサウサンプトン(Southampton FC)戦でシュートを打った際に負傷し、松葉づえをつきながらセント・メリーズ(St Mary's Stadium)を後にした。

 ケインは今季、クラブと代表で31試合に出場し27ゴールを挙げており、当初2月末までの復帰を望んでいたトッテナムにとって同選手の離脱は大きな痛手となる。

 トッテナムは昨年11月にジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が就任した後はやや復調したものの、公式戦の直近5試合でわずか1勝しか挙げられていないなど失速している。

 今週末、首位を独走するリバプール(Liverpool FC)をホームに迎えるトッテナムは、現在4位チェルシー(Chelsea)と6ポイント差の6位につけている。

 トッテナムの絶対的エースであるケインは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)決勝トーナメント1回戦のRBライプツィヒ(RB Leipzig)戦やプレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)戦、チェルシー戦、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦といった重要な試合を欠場することになる。

 トッテナムでは、GKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)が復帰に向けたリハビリを行っているものの、膝の手術によりムサ・シッソコ(Moussa Sissoko)も4月までチームを離れることになっており、タンギ・エンドンベレ(Tanguy Ndombele)やダニー・ローズ(Danny Rose)、ベン・デービス(Ben Davies)も離脱している。(c)AFP