【1月9日 CNS】中国・雲南省(Yunnan)シーサンパンナ(Xishuangbanna)タイ族自治州の「シーサンパンナ原始森林公園」で6日、「メコン(Mekong)川水底世界」が開園した。

「メコン川水底世界」は、メコン川の水生動物と熱帯雨林をテーマに造られたバーチャル・全景・体感型の水族館。中国で初のメコン川流域の淡水魚水族館でもある。

 館内には、瀾滄江(Lancang River)・メコン川流域の土着魚類、長江流域の希少淡水魚と両生類を集めて展示している。中国水産科学研究院長江水産研究所との提携により、国の一級保護動物である中華チョウザメ(カラチョウザメ)と長江チョウザメを飼育し、生存環境改善に取り組んでいる。

 この他、熱帯雨林の景観をつくり出し、入場者は中華チョウザメの水底トンネルで1億4000万年の生命の奇跡を感じることができる。大評判のクラゲ観賞区では6億5000万年の生命の営みを観察でき、7D映画館では7分間のメコン川飛行体験を楽しむことができる。(c)CNS/JCM/AFPBB News