【1月8日 AFP】サッカーイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2019-20)は7日、準決勝第1戦が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に3-1で勝利した。

 敵地オールド・トラフォード(Old Trafford)で先勝したシティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督だが、ユナイテッドの立て直す力に警戒するようチームに求めた。

 ベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)の華麗なゴールで先制した前年王者のシティは、リヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)が冷静にシュートを流し込んでリードを広げた。さらにアンドレアス・ペレイラ(Andreas Pereira)のオウンゴールもあって前半のうちに3点を奪い、3年連続となる決勝進出に近づいた。

 一方のユナイテッドは、この日キャプテンを務めたマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)が70分にゴールを挙げ一矢報いたものの、29日に行われる第2戦では非常に困難な仕事に直面することになった。

 しかしユナイテッドは昨シーズン、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)決勝トーナメント1回戦で、ホームでの第1戦を0-2で落としながらも逆転で勝ち上がっており、グアルディオラ監督も気を抜いていない。

 グアルディオラ監督は英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「良い結果だが、まだ終わりじゃない。相手はユナイテッドだ」とコメントした。「昨シーズンのPSG戦が良い例だ。ファンの前で良い試合をして決勝に進みたい」

 ユナイテッドはわずか1か月前の試合でシティを下しており、敵地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)で勝利する力があることを今季すでに示している。

 しかし、この白星でオールド・トラフォードで3連勝(グアルディオラ監督の就任後では5戦4勝)としたシティは、ユナイテッドとの最近の直接対決では圧倒的な成績を収めている。(c)AFP