【1月7日 AFP】(更新)イラン南東部ケルマン(Kerman)で7日、米無人機による攻撃で殺害されたガセム・ソレイマニ(Qasem Soleimani)司令官の葬送行進の最中、参列者らが折り重なって転倒し、50人超が死亡した。地元メディアが遺体安置施設による集計として報じた。

 イラン学生通信(ISNA)は、ケルマンの救急当局のトップであるモハンマド・サベリ(Mohammad Saberi)氏の話として、今回の惨劇の結果、212人が負傷し、そのうちの少数が深刻な容体にあると伝えている。

 ケルマンはソレイマニ司令官の故郷。同市で取材に当たるAFPの特派員は、道路が参列者らで埋め尽くされたと伝えている。

 同司令官の葬送行進は、南西部アフワズ(Ahvaz)、首都テヘラン、イスラム教シーア派(Shiite)の聖地コム(Qom)、北東部マシャド(Mashhad)で数日かけて行われた後、ケルマンで7日に催されていた。(c)AFP