【1月5日 Xinhua News】中国の武陵山脈(Wuling Mountains)の奥地にある湖南省(Hunan)湘西トゥチャ族ミャオ族自治州(Xiangxi Tujia and Miao Autonomous Prefecture)保靖県呂洞山鎮の西遊村には、山に暮らすサルたちから好かれている人がいる。サルの世話をして8、9年になる68歳の石志安さんだ。

 延々と続く山はかつて、アカゲザルの楽園だった。しかし、山を訪れる人が増えるにつれて、アカゲザルの姿は徐々に見られなくなっていった。

 今では、現地政府の努力と石さんの細やかな世話により、アカゲザルの数は28匹から約200匹まで増えている。(c)Xinhua News/AFPBB News