【1月4日 AFP】中国スーパーリーグ(1部)、広州富力(Guangzhou R&F)のドラガン・ストイコビッチ(Dragan Stojkovic)監督が3日、チームの指揮官を退任した。新監督には、ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト(Giovanni van Bronckhorst)氏が就任するとみられている。

 現役時代には旧ユーゴスラビア代表のスター選手として活躍した54歳のストイコビッチ監督は、4年以上にわたり広州富力を率いていたが、チームは昨季30試合でリーグワーストの合計72失点を喫し、16チーム中12位の成績に終わっていた。

 広州富力は中国版ツイッター(Twitter)の「微博(Weibo)」で、「これは非常に難しい決断だが、クラブが発展を続けて前進していくためには、今がページをめくる時期であると確信している」と述べ、ストイコビッチ政権が終了したことを明らかにした。

 イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)でプレーしていたMFムサ・デンベレ(Mousa Dembele)が所属している広州富力は、ストイコビッチ監督の後任に関しては固く口を閉ざしている。

 しかしながら、中国メディアの報道では、元オランダ代表で44歳のファン・ブロンクホルスト氏が次期監督になる見通しであると伝えられた。同氏は現役時代、DFおよびMFとしてプレミアリーグのアーセナル(Arsenal)やスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)などでプレーした。(c)AFP