【1月1日 Xinhua News】中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、Huawei)の徐直軍(Eric Xu)輪番会長は2019年12月31日、新年を迎えるあいさつで、同社の2019年の売上高が前年比約18%増の約8500億元(1元=約16円)になる見込みだと発表した。

 徐氏は、2019年年初に掲げた目標には達していないが、全体的に経営は堅実で試練にほぼ耐えたと評価。スマートフォン事業は堅調な成長を維持し、出荷台数は2億4千万台を超え、消費者を中心に据えるあらゆるシーンに対応したスマートエコシステムがパソコン、タブレット、スマートウエアラブルデバイス、スマートディスプレーなどで一層整備されたと語った。また、独自エコシステム「HMS(ファーウェイ移動サービス、Huawei Mobile Services)」の構築と発展は移動端末設備の海外出荷の必要条件であり、2020年はHMSの構築に全力で取り組み、スマホの海外販売を後押しする方針を示した。(c)Xinhua News/AFPBB News