【12月31日 Xinhua News】米テスラ(Tesla)初の海外ギガファクトリーで製造された電気自動車(EV)の第一陣が30日、中国・上海市で引き渡された。工場の着工から納車まで1年足らずだった。

 第一陣となる15台の中国産テスラ「モデル3(Model 3)」が、上海、北京、成都(Chengdu)などの営業や技術担当者らを含む同社社員顧客に引き渡された。

 同ファクトリーの宋鋼製造総監は、テスラ上海工場の現時点での生産能力は1日当たり280台で、今後さらに引き上げていくと同時に、中国産テスラの部品の現地調達率も現在の30%から2020年末までに完全な国産化を実現すると説明した。

 テスラは、20年1月からユーザーに本格的に中国産自動車を引き渡す予定で、テスラスーパーチャージャー(急速充電スタンド)の数やカスタマーセンターを倍増する計画を明らかにした。(c)Xinhua News/AFPBB News