【12月30日 AFP】2019-20スキージャンプW杯は29日、ドイツのオーベルストドルフ(Oberstdorf)で伝統のジャンプ週間(Vierschanzentournee)開幕戦を兼ねた個人第8戦が行われ、小林陵侑(Ryoyu Kobayashi)が優勝を飾った。

 日本人ジャンパーとしては初となるジャンプ週間連覇を目指す小林は、合計305.1点で昨年に続いて同地での勝利を飾った。2位には合計295.9点で地元期待のカール・ガイガー(Karl Geiger)、3位には合計294.7点でポーランドのダヴィド・クバッキ(Dawid Kubacki)が続いた。その他日本勢では、佐藤幸椰(Yukiya Sato)が合計280.1点で7位入賞を果たした。

 昨シーズン、小林は1998年の船木和喜(Kazuyoshi Funaki)以来となるジャンプ週間総合優勝を、史上3人目となる4連勝で飾っている。

 ジャンプ週間は今後、来年1月1日に独ガルミッシュパルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)で第2戦、同4日にオーストリアのインスブルック(Innsbruck)で第3戦、同6日にオーストリアのビショフスホーフェン(Bischofshofen)で最終第4戦が開催される。(c)AFP