【12月29日 AFP】シリア政府軍および同盟関係にあるロシアが、シリア国内で反体制派最後の拠点イドリブ(Idlib)県への爆撃を強化していることを受け、隣国トルコの在イスタンブール・ロシア総領事館近くで28日、抗議デモが行われた。トルコ在住のシリア人を中心に数百人が参加した。

 シリアでは内戦開始から8年が経過。今年8月には停戦協定が結ばれ、国際社会が緊張緩和を求めていたにもかかわらず、12月半ば以降、政府軍とロシアはイドリブ県南部での爆撃を強化。多くの民間人が死亡し、23万5000人超が避難する事態となっている。(c)AFP