【12月27日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは26日、第19節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はアントニー・マルシアル(Anthony Martial)が2ゴールを挙げるなどし、ホームでニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)を4-1で下した。

 ユナイテッドは前週末、下位ワトフォード(Watford FC)にまさかの黒星を喫しており、オレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督の選手を奮起させる能力にまたしても疑問を投げかける結果となった。

 ニューカッスル戦の前半、ユナイテッドがマシュー・ロングスタッフ(Matthew Longstaff)に先制点を決められると、批評家たちは再びスールシャール監督に厳しい目線を向けた。

 しかし、マルシアルのゴールで追いついたユナイテッドは、メイソン・グリーンウッド(Mason Greenwood)の強烈なシュートで逆転に成功。さらにマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)が追加点を挙げて前半を3-1で終えると、後半にはマルシアルにこの日2点目が生まれた。

 プレミアリーグで3試合ぶりの勝利を手にしたユナイテッドは、来シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場権が与えられる4位につけるチェルシー(Chelsea)と4ポイント差の7位に浮上している。

 スールシャール監督は「選手たちはとてもうまく立ち直った。彼らがこの称賛の声にどう対処するのかは、おそらくそのうち分かる。48時間後にはバーンリーFC(Burnley FC)とのアウェーゲームが控えている」とコメントした。

「われわれにとって良い日となり、心地よかった。もちろんミスは起きるが、すべてが完璧だった時間も10分から15分はあった」

「きょうもっとも良かったことの一つはプレッシング。われわれはしっかりとした強度のプレッシャーを、高い位置でかけなければならない。そうすれば相手はミスをする」 (c)AFP/Steven GRIFFITHS