【1月1日 AFP】クロアチアの首都ザグレブに先月、「二日酔い博物館(Museum of Hangovers)」がオープンした。同博物館では、酔っ払いにまつわる面白くてとっぴな話が展示物とともに紹介されている。

「酔っ払いが無意識に持ち帰ってしまった品々を集めたかった」。共同創設者のロベルタ・ミケリック(Roberta Mikelic)さんはそう話す。ミケリックさんの友人は、深酒をした翌日に目覚めた際、ポケットに自転車のペダルが入っていることに気付いたという。「こうした品々にエピソードを添えて展示し、来場者に自分の経験と重ね合わせたり、大笑いしてもらったりして楽しい時間を過ごしてほしい」

 来場者の男性は、「とても印象的でしたが、苦い記憶がよみがえって震え上がりました。でもそれも良い思い出です」と話していた。

 博物館では現在、気軽に楽しめる展示が中心となっているが、将来的には飲み過ぎに伴うリスクについて警告する「暗い部屋」を設置する計画だという。映像は2019年12月3日撮影。(c)AFP