【12月31日 CNS】中国・新疆ウイグル自治区（Xinjiang Uighur Autonomous Region）トルファン市（Turpan）のクムタグ砂漠（Kumtag Desert）風景区で22日、「砂漠火鍋料理フェスティバル」というユニークな催しが初めて行われ、真冬の中、1000人以上の参加者が鍋料理を堪能した。

　クムタグ砂漠風景区管理委員会の温静（Wen Jing）副主任は「イベントを通じて鄯善県（Shanshan、ピチャン県）の観光資源やクムタグ砂漠風景区の魅力を知ってもらいたい」と狙いを説明。色とりどりの鍋料理が出され、ファイヤーパフォーマンスなどの演出が会場を盛り上げた。この日は冬至で、中国伝統の習慣でギョーザもふるまわれた。

　甘粛省（Gansu）から来た男性は「真冬に砂漠で鍋を食べるなんて初体験。鍋を囲んで、地元名産のフルーツもほおばって、楽しいですね」と話した。

　6キロの砂漠ハイキング大会も行われ、ウルムチマラソン協会の参加者が優勝した。(c)CNS/JCM/AFPBB News