【12月25日 AFP】香港でクリスマスイブの24日夜、主要商業地区のショッピングセンターなどで民主派活動家らと機動隊が衝突し、催涙弾や火炎瓶が飛び交う事態となった。

 香港では半年以上にわたって暴力的な抗議デモが継続している。今回の衝突は、比較的平穏な状況だったここ数週間で最も長く続いた騒乱となった。

 普段は観光客でにぎわう尖沙咀(Tsim Sha Tsui)では、黒装束に身を包んだ数千人のデモ隊が街頭に繰り出した。デモ隊の中にはサンタクロースの帽子をかぶったり、トナカイの角をつけたりした人もいた。

 その後、ホテル「ザ・ペニンシュラ香港(The Peninsula Hong Kong)」前などで衝突が発生。機動隊はデモ隊を解散させるため、繰り返し催涙弾を発射した。路上にはゴム弾の薬きょうも落ちていた。

 現場のAFP記者によると、高級品店が連なるショッピングセンター「ハーバーシティー(Harbour City、海港城)」では、私服警官隊が見つかって取り囲まれた際に、警察が催涙スプレーと警棒を使用した。

 デモ参加者らは、民主的自由の拡大と警察の責任追及を実現するための手段として経済に混乱を生じさせようとしており、香港各地のショッピングセンターが抗議運動の場となっている。インターネット上では、クリスマスや新年に商業地区を狙った突発的なデモ実施が呼び掛けられていた。(c)AFP/Su Xinqi and Jerome Taylor