【12月25日 AFP】カタール1部リーグのアル・ドゥハイルSC(Al Duhail SC)は24日、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)からFWマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)を獲得したと発表した。契約は2年半と地元メディアは伝えているが、詳細は明かされなかった。

 33歳のマンジュキッチは、マウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督が就任した今年の6月からユベントスで公式戦に出場していない。

 アル・ドゥハイルは現在国内リーグで首位に立っており、ユベントスでマンジュキッチと共にプレーしたDFメディ・ベナティア(Mehdi Benatia)が所属している。

 クロアチア1部リーグのディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)やドイツ・ブンデスリーガ1部のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)などでプレーしたマンジュキッチは、2015年にユベントスに加入。

 4度のセリエA優勝と3度のイタリア杯(Italian Cup)制覇を経験し、イタリア・スーパーカップ(Italian Super Cup)を制したほか、2016-17シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)ではチームの決勝進出にも貢献した。

 またバイエルンでは国内リーグを2度制し、2012-13シーズンにはチャンピオンズリーグでも優勝した。クロアチア代表では89試合に出場して33得点を挙げ、チームは昨年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)で決勝に進むも、フランスに敗れ準優勝となった。(c)AFP