孫の退場、FAがスパーズの異議を却下 3試合出場停止へ
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【12月25日 AFP】イングランドサッカー協会(FA)は24日、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)が申し立てていた孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)へのレッドカードに対する異議を却下したと発表した。
孫は荒れ気味の展開となったチェルシー(Chelsea)戦の後半、自身にタックルを浴びせたアントニオ・リュディガー(Antonio Rudiger)を蹴っていたことがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に確認され、退場処分を受けた。
この処分にクラブは異議を申し立てていたが、FAは退場の判定を支持した。このため孫は3試合の出場停止が確定し、ホームで行われるボクシングデー(26日)のブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)戦、そして28日のノリッジ・シティ(Norwich City)戦と年明け1日に行われるサウサンプトン(Southampton FC)戦のアウェー2連戦に出場できない。
トッテナムのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、孫の退場に至る過程でのリュディガーのリアクションに不快感を示し、「男らしく立ち上がる」べきだったと主張していた。
しかしチェルシーのフランク・ランパード(Frank Lampard)監督は、かつての師匠の意見に異を唱え、「激しい接触ではなかったが、ああいう本能的な行動は現在ではレッドカードになる」「今回もそうしたケースなのは明らかだし、トニの誠実さに疑いはない」とリュディガーを擁護していた。
この試合では、リュディガーと孫の両方が人種差別の標的になったと報じられただけでなく、チェルシーの守護神ケパ・アリサバラガ(Kepa Arrizabalaga)へ向かってスタンドから物が投げ込まれ、複数の出来事がプレーに暗い影を落とした。
その中でトッテナムは24日、ケパにカップを投げつけたサポーター1人を特定し、スタジアム出入り禁止の処分を下したと発表した。リュディガーへのモンキーチャント(猿の鳴きまね)については、まだ調査の結論が出ていないと23日に発表されている。(c)AFP/Julian GUYER