【12月24日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)の主催者は24日、来年1月に行われる同大会の賞金総額が、前回より13.6パーセント増の7100万豪ドル(約53億7000万円)になると発表した。

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 男女シングルスの優勝賞金は、412万豪ドル(約3億1000万円)と前回大会から微増にとどまったが、早いラウンドで敗れた選手の賞金は大幅な増額となり、1回戦に出場した選手は20パーセント増の9万豪ドル(約680万円)、2回戦に進出すれば21.9パーセント増の12万8000豪ドル(約970万円)を獲得する。

 大会ディレクターのクレイグ・タイリー(Craig Tiley)氏によれば、決勝を除いてラウンドごとの賞金額は2桁の増額率になっているという。また、賞金総額はここ5年間で61.4パーセントの増額となっており、他の四大大会(グランドスラム)とほぼ足並みをそろえた形となっている。

 グランドスラムのシーズン初戦となる全豪オープンは、来月20日にメルボルンパーク(Melbourne Park)で開幕する。(c)AFP