孫へのレッドは「誤審」、スパーズが退場処分に異議申し立てへ
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【12月24日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を率いるジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は23日、前日の試合で孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)にレッドカードが提示されたのは不当だったとして、クラブは異議申し立てを行うつもりだと明かした。
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0-2で敗れたチェルシー(Chelsea)戦の後半、当初主審のアンソニー・テイラー(Anthony Talor)氏は孫に罰則を与えなかったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)は同選手がアントニオ・リュディガー(Antonio Rudiger)を蹴ったと判断。結局、同選手にはレッドカードが提示され、スタジアムでリプレー映像が流されると、モウリーニョ監督はがっかりした様子を見せていた。
トッテナムは、孫がボクシングデー(12月26日)に行われるブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)戦に出場できるかどうかについて、イングランドサッカー協会(FA)から返答を待っているところだが、モウリーニョ監督は、クラブが孫の退場処分に対して今季2度目の異議申し立てを行うつもりだと述べた。
仮にレッドカードの処分が保たれれば3試合の出場停止になる見通しの孫について、モウリーニョ監督は「孫が5回も罰せられないことを願う」とコメントした。
「一つ目はリュディガーから受けたファウル」「二つ目は退場処分。三つ目はブライトン戦での出場停止処分。四つ目はノリッジ・シティ(Norwich City)戦、五つ目はサウサンプトン(Southampton FC)戦での出場停止だ」「彼が罰せられるのは二つ目までで十分だと思う。三つ目、四つ目、五つ目は受けるべきでない」
自身の就任後、チームで重要な戦力となっている孫が不在となれば、「大きな痛手になる」と続け、「だがそうなってもわれわれは対応し、不当なものに立ち向かわねばならない」と付け加えた。
イングランドではこれまでにチェルシーとマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を率いるなど、経験豊富なモウリーニョ監督は、実際に試合を裁いていたのは主審のテイラー氏ではなく、むしろVARのポール・ティアニー(Paul Tierney)氏の方だと話すなど、VAR判定の運用方法を嘆いた。
「ポール・ティアニー氏は退場だと判定したが、問題が起きた場所から5メートルの位置にいた主審のアンソニー・テイラー氏の判断は違った」「試合を裁いていたのは誰か? テイラー氏ではなくティアニー氏だった」
「レッドカードではないと思う。VARはサッカーをサポートし、真のサッカーをもたらし、ショーに真実を届けるためのもの。PKの場面ではその目的を果たしたが、孫の判定では試合を壊した」「孫の場面では、ティアニー氏が間違っていたと思う。誤審だ」 (c)AFP