【12月24日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するフェラーリ(Ferrari)は23日、シャルル・ルクレール(Charles Leclerc)との契約を2024年まで2年間延長したと発表した。モナコ出身の同選手は、「フェラーリにあと5年間残ることになったと発表でき、最高にうれしい」とツイッター(Twitter)に投稿した。

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 22歳のルクレールは、フェラーリでの1年目となった2019年シーズンに合計7度のポールポジションを記録し、第13戦ベルギーGP(Belgian Grand Prix 2019)と第14戦イタリアGP(Italian Grand Prix 2019)では優勝を果たすなど、ドライバーズ選手権で4位に入る素晴らしい成績を残した。当初の契約期間は2022年までとなっていた。

 通算4度の年間優勝を誇るチームメートのセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)は、2020年シーズンの終了後にフェラーリとの契約が満了を迎える。

 ルクレールは、「この1年間、F1屈指の名門チームであるフェラーリで走れたことは夢のようだった」とすると、「激しくエキサイティングな2019年を一緒に過ごしたチームと、もっと深い関係を味わえることが待ちきれない」「将来がどうなるか本当に楽しみだし、再び来シーズンに臨むのが待ち遠しい」とコメントした。

 チーム代表のマッティア・ビノット(Mattia Binotto)氏は、「今年のレースごとに、シャルルとの契約を延長したいというわれわれの願いは明確なものになっていった。今回の決断によって、彼はあと5シーズンにわたりチームと一緒に過ごすことになる」と付け加えた。

「今後何年も彼と一緒にやると発表できてとても喜んでいる。一緒に跳ね馬(Prancing Horse、フェラーリのエンブレム)の歴史の新たなページを何枚も刻んでいけると確信している」 (c)AFP