【12月24日 Xinhua News】中国警察は、国境を越え賭博サイトを開設し、中国人を賭博に勧誘する行為への取り締まりを強化している。湖北省(Hubei)の公安機関はこのほど、中国国内からフィリピンへと移された大型賭博サイトの摘発に成功した。容疑者計15人を逮捕し、中国国外の巨大インターネット賭博犯罪グループを徹底的に取り締まった。

 公安機関の関係調査によると、唐容疑者は2018年3月に賭博サイト開設に投資し、ネット上でネット賭博を行う一般人を勧誘し始めた。運営開始から約1か月後、唐容疑者は同サイトをフィリピンに移し、マニラにある会社の傘下として経営を続けた。2018年5月には、ネット賭博プラットフォームを開設し、不正に得た利益は合計2000万元(1元=約15円)に達した。

 特別捜査班はこのほど、事件に関与した多くの人々を逮捕すると共に、資金500万元余りを凍結し、犯行に使用された道具を大量に押収した。現在、さらなる調査が行われている。(c)Xinhua News/AFPBB News