ハルビン税関、密輸クマの手約219キロを押収
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【12月22日 Xinhua News】中国黒竜江省(Heilongjiang)ハルビン税関はこのほど、クマの手密輸に関する重大事件を一斉摘発し、クマの手214個(重さ218.97キロ)を押収した。
同税関密輸取締局所属の綏芬河(Suifenhe)税関密輸取締分局は事件を処理する中で、綏芬河市に住む趙容疑者と程容疑者が絶滅危惧動物の製品を密輸した疑いがある証拠を発見し、警察が直ちに同市で両容疑者の身柄を確保した。
取り調べの結果、趙容疑者は市内の倉庫に動物製品を保管していることを認め、担当者が保管場所からクマの手212個(216.79キロ)、クマの歯19本(0.38キロ)、クマの爪5本(0.05キロ)、カモシカの角3本(0.32キロ)を一度に押収した。また、程容疑者の自宅からは、クマの手2個、カモシカの角1本を押収した。
関連部門は現在、両容疑者に対して刑事上の強制措置を取り、関連捜査を全面的に実施している。(c)Xinhua News/AFPBB News