【12月22日 AFP】テニスのエキシビション大会、ムバダラ・ワールド・テニス選手権(Mubadala World Tennis Championship)は21日、アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビで決勝が行われ、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が6-7(3-7)、7-5、7-6(7-3)でステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)との3時間12分に及ぶ激闘を制し、優勝を果たした。

 チチパスとの一戦で好調な様子を見せたナダルは、新設の国別対抗戦ATPカップ(ATP Cup 2020)が行われるオーストラリアへ、自信を高めて移動することができる。

 一方、前日の試合でチチパスに敗れたノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、カレン・ハチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)を下して3位となった。今大会を1勝1敗で終え、新シーズンの準備はまだ道半ばというジョコビッチは、「良い試合を二つこなすという目標を達成できた」と話した。(c)AFP