【12月22日 AFP】オランダ・エールディビジのアヤックス(Ajax)に所属する同国代表DFのデリー・ブリント(Daley Blind)が、心臓の筋肉の炎症でチームを離脱することが分かった。クラブが21日に発表した。

 ブリントはCBを主戦場とし、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でもプレーした29歳。12月10日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)のバレンシア(Valencia CF)戦でめまいを覚え、検査を受けたところ問題が見つかった。

 クラブは「デリー・ブリントは心筋炎と診断された」「アヤックス対バレンシア戦でめまいを訴えたため、詳しい検査を受けていた」と発表。不整脈をモニタリング、補正するペースメーカーを体内に入れるとのことで、来年1月の合宿には参加せず、「アムステルダムに残って治療を続ける」という。

 復帰の時期などは明らかにされていないが、この診断で、2020年夏に行われる欧州選手権(UEFA Euro 2020)の出場は不透明な状況になっている。

 ブリント本人はツイッター(Twitter)を更新し、「助けになった」とサポーターからのメッセージに感謝した。ブリントは「一番重要なのは、現時点で体調が良いこと。できるだけ早く復帰したい」と話している。(c)AFP