北朝鮮、人権状況批判した米国は「痛い目に遭う」と警告
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【12月21日 AFP】北朝鮮は21日、人権状況をめぐって同国政府を批判した米政府に対し、そうした発言は緊張を悪化させるだけで、米国は「痛い目に遭うことになる」と警告した。同国の非核化をめぐる米国との交渉は暗礁に乗り上げている。
米国務省高官が北朝鮮の人権状況を批判したことを受け、国営朝鮮中央通信(KCNA)は、同国の外務省報道官が米国側のそうした発言は「燃え盛る火に油を注ぐように」朝鮮半島情勢の緊張をさらに悪化させるだけだと非難し、米国は「痛い目に遭うことになる」と述べたと報道している。
今年2月にベトナム・ハノイで行われた米朝首脳会談が物別れに終わって以来、非核化協議は行き詰まりを見せている。(c)AFP