【12月22日 AFP】19-20スペイン1部リーグは21日、第18節の試合が行われ、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)らの活躍でアラベス(Alaves)を4-1で下し、ウインターブレーク前の最後の試合を飾った。

 ホームのバルセロナは14分、アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)の華麗なゴールで先制すると、序盤にオーバーヘッドキックでゴールを脅かしていたアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)が前半終了間際に2点目をマーク。

 3点以上取るチャンスがありながら2-0で前半を折り返したバルセロナは、56分にペレ・ポンス(Pere Pons)のヘディングシュートで1点を返されたが、69分にはメッシが4人に囲まれながらもペナルティーボックスの外から左足を振り抜き、得意の形でチーム3点目を記録。75分にはルイス・スアレス(Luis Suarez)がPKでダメ押しのゴールを決めた。

 今季リーグ戦13ゴール目を挙げ、レアル・マドリード(Real Madrid)のカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)を抜いて得点ランキング首位に立ったメッシについて、バルセロナを率いるエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督は「いつでも、どこからでもゴールを奪えるレオ(メッシ)がいるのはとてつもなく大きなアドバンテージだ」と話した。

 ミッドウイークに行われた伝統の一戦「エル・クラシコ(El Clasico)」でバルセロナと0-0で引き分けた2位レアルは、22日に控えるアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)とのホームゲームで勝利すれば、バルセロナと勝ち点39で並ぶことができる。

 セビージャFC(Sevilla FC)は同日にマジョルカ(RCD Mallorca)とのアウェーゲームを2-0で制し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場圏内となる3位で中断期間を迎えることが決まった。一方のマジョルカは勝ち点15で折り返すことになり、最下位RCDエスパニョール(RCD Espanyol)との差はわずか5ポイントとなっている。(c)AFP