【12月20日 AFP】バスケットボール殿堂(Basketball Hall of Fame)は19日、2020年の候補者を発表し、米バスケットボール協会(NBA)で活躍したコービー・ブライアント(Kobe Bryant)氏やティム・ダンカン(Tim Duncan)氏、ケビン・ガーネット(Kevin Garnett)氏、クリス・ボッシュ(Chris Bosh)氏ら元スター選手の名前がリストに勢ぞろいした。

 NBAで合計13回のファイナル制覇、同4回のシーズン最優秀選手(MVP)選出、同5回のファイナルMVP選出、そして同59回のオールスター(NBA All-Star Game)選出を数えるこの4人を含め、ノミネートされた約50人の元選手や元指導者らは、来年2月14日から16日にシカゴ(Chicago)で開催されるNBAオールスターゲーム2020(2020 NBA All-Star Game)において、最終候補の12人に絞られることになる。

 現役時代にはマイアミ・ヒート(Miami Heat)などでプレーし、血栓が見つかって2015-16シーズンでキャリアを終えることになったボッシュ氏は、今回の候補入りを光栄とし、「想定よりも早くキャリアを終えたのは、とてもつらかった」とした上で、「自分のヒーローたちと殿堂入りにノミネートされるところまで到達し、本当に最高の気分だ」と述べた。

 その他主な元選手では、ショーン・マリオン(Shawn Marion)氏、バック・ウィリアムズ(Buck Williams)氏、マーク・イートン(Mark Eaton)氏、マイケル・フィンリー(Michael Finley)氏らが今回初めてノミネート。一方、これまで候補に挙がりながらも殿堂入りの得票に満たなかったティム・ハーダウェイ(Tim Hardaway)氏、リチャード・ハミルトン(Richard Hamilton)氏、クリス・ウェバー(Chris Webber)氏、ベン・ウォーレス(Ben Wallace)氏も再びチャンスを得た。

 指導者ではリック・アデルマン(Rick Adelman)氏、ジョージ・カール(George Karl)氏、ディック・モッタ(Dick Motta)氏、ルディ・トムジャノビッチ(Rudy Tomjanovich)氏がリストに名を連ねた。

 殿堂入りの決定は、来年4月にアトランタ(Atlanta)で行われるNCAA男子バスケットボール・トーナメント(2020 NCAA Men's Basketball Tournament)のファイナル4(Final Four)期間中に発表されることになっている。(c)AFP