【12月19日 AFP】19-20イタリア・セリエAは18日、第17節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は好調のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が驚異のジャンプ力からヘディングで決勝ゴールを奪い、サンプドリア(Sampdoria)を2-1で下した。

 パウロ・ディバラ(Paulo Dybala)の華麗なボレーシュートで先制したユベントスは、ジャンルカ・カプラーリ(Gianluca Caprari)に同点弾を許したが、前半終了間際にはアレックス・サンドロ(Alex Sandro)が浮き球のクロスを上げると、ロナウドが信じられない跳躍からヘディングを突き刺した。勝ち点を42にまで伸ばしたユベントスは、暫定ながらインテル(Inter Milan)を上回り首位に浮上している。

 けがに悩まされ、シーズン序盤は本調子でなかったロナウドは「結果にとても満足している」と話し、リーグ戦での自身10点目について「チームに勝ち点3をもたらすことができたから、とても良いゴールだった」と振り返った。

「以前にも話したように、1か月ほどは膝に痛みがあったが今は問題ない。ユベントスのタイトル獲得に貢献したい」

 またこの一戦では、負傷中のヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)に代わってゴールを守ったジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)がセリエA通算647試合目の出場を果たし、パオロ・マルディーニ(Paolo Maldini)氏が保持している同リーグの最多出場記録に並んだ。

 ユベントスでのセリエA479試合目となったブッフォンは、アレッサンドロ・デル・ピエロ(Alessandro Del Piero)氏が持っていた同クラブの最多出場記録も更新しており、41歳のGKの偉業に花を添える白星となった。

 ユベントスは22日、サウジアラビア・リヤドでラツィオ(SS Lazio)とのイタリア・スーパーカップ(Italian Super Cup 2019)を控えている。(c)AFP