【12月17日 AFP】サッカー元フランス代表のハテム・ベン・アルファ(Hatem Ben Arfa)が、元所属クラブのパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)から締め出されたとして同チームに数百万ユーロの損害賠償金を求めていた訴訟で、パリの労働裁判所が訴えを退けていたことが16日、AFPの取材で分かった。

 PSGの担当弁護士はAFPに対し、ベン・アルファ側のすべての「請求が退けられた」とコメント。一方、ベン・アルファの代理人は、同選手が控訴するだろうと明かしている。

 32歳のベン・アルファは、2017年4月から契約満了となった2018年夏までの間、非スポーツ的な理由でPSGから干されたとして、700万ユーロ(約8億5000円)から800万ユーロ(約9億8000万円)の賠償金を求めていた。

 仏週刊紙「ジュルナル・デュ・ディマンシュ(Le Journal du Dimanche)」によれば、ベン・アルファはナセル・アル・ケライフィ(Nasser Al-Khelaifi)会長とのコミュニケーション不足をクラブのオーナーを務めるカタールの首長に直訴したことにPSG側が腹を立て、それ以来チームから干されたと主張したという。

 ベン・アルファはPSGからレンヌ(Stade Rennes FC)に移籍し、昨シーズンのフランス杯(French Cup 2018-19)決勝ではPK戦の末にPSGを破って古巣に雪辱を果たしていた。しかし、この夏にはレンヌから放出され、現在は無所属となっている。(c)AFP