【12月16日 AFP】19NFLは15日、第15週の試合が行われ、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)は34-13でシンシナティ・ベンガルズ(Cincinnati Bengals)を下し、11季連続となるプレーオフ進出を決めた。

 王者ペイトリオッツには今週、対戦相手のベンチを「盗撮」した疑惑が浮上していたが、チームはこの問題に集中をそがれている様子を全く見せることなく、完勝を収めた。

 QBトム・ブレイディ(Tom Brady)はパスで128ヤードを獲得し、2タッチダウンパスを記録。前週のカンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)戦では判定に泣かされ、タッチダウンを認められなかったニキール・ハリー(N'Keal Harry)も、第3クオーターに中央へ進出してダイビングキャッチでのタッチダウンレシーブを決め、試合を盛り上げた。

 ペイトリオッツはこれで戦績を11勝3敗に伸ばし、AFC東地区の首位を守っている。

 チームでは今週、前週のクリーブランド・ブラウンズ(Cleveland Browns)対ベンガルズの試合で、カメラクルーがベンガルズベンチの様子を不法に撮影していたことが発覚し、リーグが調査を行っている。2007年にも同様の行為に及んで処分を受けているペイトリオッツは、チームスカウトのドキュメンタリー映像を撮影していただけだと話している。

 また15日の試合結果を受け、グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)、バッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)、シアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)、サンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)がプレーオフ進出を決めた。(c)AFP/Rob Woollard