【12月16日 AFP】19-20フランス・リーグ1は15日、第18節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が2ゴールを挙げるなどし、10人のサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)を4-0で下した。

 この前日、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)が敵地でメッス(FC Metz)と引き分けたため、PSGは2位との勝ち点差を7にまで広げ、リーグ首位の座を盤石なものにした。

 PSGのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、「ここ3試合は良いメンタリティーで臨むことができ、素晴らしいパフォーマンスを見せられた」「ボールを保持しながら、強度を保ちつつ抜け目なかった。多くのチャンスをつくったし、守備面でも手を抜かなかった。満足している」とコメントした。

 アウェーで先制に成功したPSGは25分、悪質なタックルをしたジャン・ウード・アホル(Jean Eudes Aholou)にレッドカードが提示されて数的優位になると、前半終了間際にはネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)のパスに抜け出したエムバペがサンテティエンヌの反撃の望みを打ち砕く追加点をマーク。

 その後、ネイマールはPKを失敗したものの、マウロ・イカルディ(Mauro Icardi)が公式戦での今季13ゴール目を挙げてリードを拡大。試合終了間際には再びネイマールのお膳立てからエムバペが4点目を決めた。

 2得点をマークしチームの勝利に貢献したエムバペは、リーグ戦では今季11試合目の出場で9ゴール目となった。(c)AFP/Terry DALEY