【12月15日 Xinhua News】中国国務院関税税則委員会は15日、中・米双方がこのほど経済貿易問題について行った協議で得た結果を実行するため、「中華人民共和国税関法」「中華人民共和国対外貿易法」「中華人民共和国輸出入関税条例」などの法律・法規と国際法の基本原則に基づき、次のような決定を下した。

 15日午後0時01分(日本時間同1時01分)に予定していた米国産の一部輸入品に対する10%、5%の追加関税の発動を見送る。米国産自動車・自動車部品に対する追加関税の一時停止措置を継続する。これらを除くその他の対米追加関税措置は引き続き規定通りに執行する。対米追加関税製品の除外作業も引き続き実施する。

 中国は、平等と相互尊重を基にした米国との共同努力により、互いの核心的な関心事が適切に解決され、中・米経済貿易関係の安定した発展が促進されることを望む。(c)Xinhua News/AFPBB News