【12月14日 AFP】サッカー元アルゼンチン代表FWのエセキエル・ラベッシ(Ezequiel Lavezzi)が13日、現役引退を表明した。

 W杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝で先発するなど、代表通算51試合に出場した34歳のラベッシは「人生が自分に与えてくれた最も素晴らしい期間」に終止符を打つと明かした。

 イタリア・セリエAのナポリ(SSC Napoli)やフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)でプレーしたラベッシは、加入当時に世界最高の給与を手にしていた中国スーパーリーグ(1部)の河北華夏幸福(Hebei China Fortune)でキャリアを終えることになった。

 現役最後の一戦は、11月27日に行われた今季の中国リーグ第29節の広州恒大(Guangzhou Evergrande)。優勝した広州相手にチームは敗れたものの得点を奪ったラベッシは、試合後に引退を考えていると話していた。

 12日にはアルゼンチンやイタリア、フランス、中国で得点を喜ぶ自身の写真とともに、決断を下した旨をフェイスブック(Facebook)やツイッター(Twitter)に投稿していた。

「素晴らしい時間だった。その間に学んだことや唯一無二の瞬間、そういったことは胸に刻み込まれることだろう」「この旅路で自分のそばにいてくれた人たちにはこれからずっと感謝していくだろう」 (c)AFP